HEADWAY Japan Tune UPシリーズの特集企画の第4弾となります。
今回の特集は、JTシリーズ唯一のオール単板モデルHeadway HOM-V100AS/Dをご紹介致します!!
「HOMのシェイプ」の説明、オール単板モデルの特徴など説明致します。
今回は、HEADWAY カスタムショップビルダーの安井にもJTシリーズの魅力について語ってもらっています。
是非、お楽しみ下さい!
HEADWAY HOM-V100AS/D
Spec
Body Top:Solid Sitka Spruce 重要ポイント!
Body Side&Back:Solid African Mahogany 重要ポイント!
Neck:Nato
Fingerboard&Bridge:Micarta
Nut&Saddle:Bone
Machineheads:Grover 102
scale:643mm
Width at Nut:43mm
希望小売価格 ¥100,000
いきなりですがクイズです!!
どちらが、単板の材料でしょうか??
正解は右側が単板の材になっており、左は合板の材となっております。
正直、横からからみても違いはほとんどわかりませんが、見る角度を変えるとこんな感じになっております。
上の材が合板で、複数の板を貼り合わせた板です。
下の材は、単板となって貼り合わせ加工をしていない板となっております。
合板、単板とそれぞれ長所、短所があります。合板の長所は材として安定しておりトラブルが少ないという点、単板の長所は木の振動が豊かであることでギターの鳴りに直結します。
HEADWAYのシリーズ別でどの材料が使用されているか見てみましょう。
・HEADWAY Universe (価格帯 ¥25,000~55,000程)
主に合板仕様(一部トップ単板)
・HEADWAY JT series(価格帯 ¥80,000~150,000程)
主にトップ単板、サイド&バック合板 *HOM-V100AS/Dは例外
・HEADWAY STD
・HEADWAY ATB
・HEADWAY CTM
価格帯 ¥175,000~1,000,000程
オール単板
HEADWAYでは、価格帯が上がるにつれて単板を使用しています。
今回紹介するHOM-V100AS/Dは、お求めやすい価格帯ながらもオール単板を採用し、より本格的なアコースティックサウンドが楽しめる非常にコストパフォーマンスに優れたモデルとなっております!!
HOM-V100AS/D 特徴
ボディシェイプ
基本となるボディの形状はHFと同様くびれの深いアウトラインを採用しております。
そこへ643mmスケールでネックを組む、HOMシェイプを採用しました。
さらに、サウンドの広がりをコントロールするボディ厚はHDシェイプ同等に「深胴」を採用。
HDシェイプよりも抱えやすく、HFシェイプよりもサウンドが広がるような、ストロークしたときの鳴りの深さ、豊かな低音が魅力です。
ペグ
HEADWAYのATBなどの上位モデルでも使用されてるGROVER/102を採用
チューニングの安定性が向上してります。JTシリーズの中で3機種のみに使用されているペグとなっております。
HEADWAY テクニカルディレクター 安井の一言!
「HOMシェイプは飛鳥工場の上位モデルでも製作している形で、抱えやすさと音量のバランスの取れたシェイプです。演奏性を考えてネックグリップも薄めにして、弦高、ナット、フレット処理をしっかりしています。このモデルだけではなくJTシリーズのモデル全てに言えることですが、飛鳥工場の上位機種のレベルを目指した出来るだけ精度の高い作りを行っているので、ピッチ感も良く、非常に細かい部分ですが、裏板のブレイシングの隙間、蛇腹の溝のカットなども丁寧な加工をしております。
是非楽器店で手にとってじっくりと見て、試奏してみてください。」
今回ご紹介したモデル HOM-V100AS/Dはヘッドウェイサマーキャンペーンの対象モデルとなっております。
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