【神代木】
「神様のいた時代の木」や「神様に代わった木」という意味を持つ「神代木」。
材料や原料のために伐採された木々ではなく、倒木が水や火山灰、地中の中で腐敗することなく幾年もかたちを残すことがあります。
その土や水、灰のなかで埋もれていた木のうち、千年以上埋もれていたものは「神代木」と呼びます。
神代木は偶然でしか見つけられず、土砂災害や土木工事の際、稀に姿を現します。
写真の神代タモは、一度火山灰に埋まり、その後、沼に沈んだと聞いています。
もともとのタモ材は野球のバットに使用され、木目は豊かで色は白いのが特徴です。また、楽器に使用される木材のなかではアッシュに良く似ているといわれています。
この神代タモは、無着色の段階で深く鈍い灰色をしています。おそらく灰や地中の成分が影響しているのでしょう。
さらにカーリー杢やフレイム杢といわれる杢を有し、塗装された段階では人工では生み出せない深みを感じます。
この杢がでた神代タモは和材のなかでも別格の希少性を誇り、工場のなかでも希少材中の希少材です。
【ウェンジ】
肌目は粗いが大変強度が高く、硬いことから特異な木材として知られています。
かつて産出国の中央アフリカでは燃料として使用され、またフランスの殖民地であったことから、ヨーロッパへ多量に輸出されてきました。
その特徴的な木目と強度から、ヨーロッパ各地の家具デザイナーの目にとまり、高級なテーブルやフローリング材として使用され、数は激減。現在絶滅の危惧を心配される樹種の一つとされています。
大変強度が高く、磨耗性も高いことでギターでは指板材に使用されることが多くあります。また、時間をかけて乾燥させることで安定感が生まれネック材に使用されることもあります。
その音は硬さはなく、重厚感や存在感のある中低音域に魅力を感じます。
【サウンドメッセ展示モデル】
その他の展示モデルはサウンドメッセ特設ページをご覧ください。
Body |
JINDAI TAMO 2P
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Neck |
WENGE
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Fingerboard |
EBONY
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Nut |
OILED BONE
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Bridge |
GOTOH/203B-4
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Machineheads |
GOTOH/GB11W
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Pickup |
Mojotone Classic Jazz Bass
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Controls |
2Vol,1Tone
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Scale Length |
34inch
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Width at Nut |
38.0mm
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Fingerboard Radius |
210R
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Finish |
TOP LAQUER
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