コントロール | ON/OFF スイッチ、FUZZ、TONE、VOL、OCTスイッチ |
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端子 | INPUT,OUTPUT,ACアダプター |
電源 |
9V電池または9VのセンターマイナスDCアダプタ |
重量 | 340g(電池含まず) |
オクターブアップモードの切り替えスイッチを備えたハイゲインのシリコン・トランジスタ・ファズ。オクターブアップモードをONにすると古典的なオクターブアップソロに最適なのはもちろん、ヘビーなコードプレイに使うとオクターブサーキットがルート音を探そうとするためランダムな倍音にあふれたサウンドになり、新しいサウンドの地平を切り開きます。またオクターブアップモード中にダブルチョーキングをすると、高いオクターブの裏で僅かなサブオクターブトーンがゆっくりとピッチを下げ、一癖あるマルチオクターブサウンドを生み出します。
オクターブアップモードをOFFにすると、ハムバッカーにもシングルコイルにも合う直球のファズサウンドになります。オクターブアップモードのスイッチのON/OFFによってLEDの色が紫と青で切り替わるので視認性も抜群です。ベースに繋いでオクターブアップモードにするとシンセベースのような過激なサウンドになり、ベーシストにもお勧めです。
ON/OFF スイッチ
このスイッチを押すことでエフェクトのONとOFFを切り替えます。LEDが消灯しているとバイパス(OFF)の状態でエフェクトがかかりません。スイッチを押すとLEDが青色か紫色に点灯し、ONの状態になりエフェクトがかかります。
FUZZ
このノブを回すことにより歪みの量をコントロールします。時計回りに回すと歪みの量が増加しサチュレーションが加わったサウンドになり、反時計回りに回すと歪みの量が減ったマイルドなサウンドになります。
TONE コントロール
反時計回りに回すと高音域が削られたダークなこもったサウンドになり、時計回りに回すとトレブリーな明るいサウンドになります。お使いの楽器やアンプに合わせて最適なセッティングを探してください。
VOLUME コントロール
このノブはエフェクトがONの状態の時に全体の音量を調節します。まずFUZZとTONEを調節して好みのサウンドのセッティングにしたら、バイパス時の音量と比較して同じくらいの音量か、もしくは少し大きくなるくらいにエフェクトON時の音量を調整しましょう。
OCTスイッチ
ノーマルファズモードとオクターブアップ・ファズモードを切り替えます。スイッチが上側の時はノーマルファズモードでエフェクトON時のLEDの色は青色になり、スイッチが下側の時はオクターブアップ・ファズモードでLEDの色が紫色になります。
オクターブアップ・ファズモードの時はファズに加えてオクターブ上の周波数が追加されます。VOLやTONEコントロールによってオクターブ上の周波数の聞こえ方が変化しますので、ノブを調整してベストなセッティングを探ってみてください。オクターブアップ時はコードや2音以上の音を弾くと音が重なって濁ったサウンドになるため、基本的には単音での演奏を推奨します。
【Powering】
■9Vバッテリーを使用する場合
FOC-1は通常の006P型の9V電池で駆動することができます。交換の際は本体裏の四隅にあるスクリューを外し、バッテリークリップに電池を接続してください。その際、内部の基盤や配線を傷つけない様に十分注意してください。バッテリーを長持ちさせるために使用しないときはインプットジャックからプラグを抜いてください。
■9Vアダプターを使用する場合
センター端子がマイナスの標準的な9VのDCアダプタまたはパワーサプライからの電力供給によっても動作可能です